社会から必要とされる企業へ
企業は、利益だけを追い求めていていいのでしょうか?
もちろん、答えはNOです。
利潤のみを追求し、環境破壊の上に発展を重ねてきた時代はすでに終わりました。
企業の事業、サービスをもって環境に対してどう貢献できるかを真剣に考える。
地球環境の悪化が危ぶまれている今、企業の存在価値が変わろうとしています。
■環境経営
環境経営とは、従来の利益追求型企業経営に「環境」という新たな側面をプラスした経営概念です。
「環境に配慮した事業活動を行いながら利益を確保し、持続的な発展をする」ことを目的としています。
2000年6月より施行された「循環型社会基本法」を基本的枠組み法として、個別のリサイクル法(グリーン購入法、家電リサイクル法など)が次々と制定、改正されています。
企業経営に「環境」という側面を考慮することは不可欠となり、今後ますます環境経営に取り組む企業が増えることでしょう。
消費者の環境問題に対する関心も高まってきており、環境負荷の少ない商品・サービスを購入しようとする意識も高まってきています。
企業にとっては価格や機能の他に環境配慮のアピールが重要となってきています。
当社もこの理念に基づき経済活動に力を注いでいます。
資源リサイクルとは
資源リサイクルとは、廃棄物を資源とし、再利用していくということを意味しています。
大量の廃棄物、ゴミが発生し、環境汚染が問題となっている、これらの問題を解決する一つの有力な再活用方法がリサイクル資源の再生です。種類ごとにきちんと分別して回収すれば、資源として有効に利用できるようになり、資源の節約、環境汚染の軽減が期待されます。主なものには、鉄スクラップ、古紙、古布、廃プラスチックや、空き缶、昔の牛乳瓶やビール瓶のようにそのものを回収して再使用するリユースなどで再生資源化が進んでいます。1991年にリサイクル法が施行されました。
限りある資源をリサイクルし続けることが、その問題に対して、現時点でできうる数少ない行動のひとつです。また、 資源をリサイクルすることで、「循環型社会」を構築していくことが可能になります。
資源リサイクルの例
資源リサイクルには、以下のようなものがあります。
・ペットボトル → フリース生地
・缶 → 再び飲料用缶
・鉄スクラップ → 再加工し、H鋼
・紙 → 再生紙
(注意)ここでは 資源ごみも含めて 資源リサイクルとしています。
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